便秘と運動

2018.02.21

5分早く起きるだけ!起床時に行う便秘解消の運動法

便秘気味でぽっこりお腹にお悩みのみなさん。
そのぽっこりお腹、朝にたった5分早起きするだけで解消できるかもしれません。

朝は最も便意が起きやすい時間帯といわれています。
その時間帯にほんの少しだけ早起きして、便秘解消に効く運動をちょっぴりするだけで、便秘はお手軽に解消できます。

そこで今回は、起床時にしたい便秘解消に効く運動法をご紹介します。

 

■続けることが大切!便秘解消運動を続けるコツ

朝に行いたい便秘解消運動は、続けなければ意味がありません。
続けるには、運動を苦痛と感じないことが大切。
ルールを厳しく決めて取り組むと、「続けなければ」というプレッシャーにより運動が苦痛になってしまいます。
ルールを厳しく設けずに取り組んだほうが、楽な気持ちで運動に取り組めておすすめです。

 

そこで意識したいのが、「3日坊主でもOK」「運動はいつ再開してもOK」というルール。
一般的に、人は一度決めたことを何らかの理由でやめてしまうと、再開するのが難しいのだそう。
人は体調や天気によってやる気が起きないときもある生き物です。

特に風邪やインフルエンザにかかったときなど、起き上がることすらつらいでしょう。
そんなとき、「体調がよくなれば再開しよう」「天気がよい日に再開しよう」などと考えることで、再開しやすくなるのです。

 

自分に厳しくするのではなく甘いルールで取り組むことで、運動は続けやすくなります。
便秘解消運動を継続的に行うためにも、まずは自分に甘いルールを設定しましょう。

 

■布団の中で行える!便秘解消の簡単運動

朝は最も便意が起きやすいといわれているため、起きてからすぐに行える運動は便秘解消に効果的です。
そこでおすすめなのが、以下の運動法。
布団の中で寝転がったまま行える簡単な運動のため、5分もあれば行えます。

 

・お尻たたき運動

うつ伏せに寝転がり、顔の下で手を組みます。
ひざを左右交互に曲げながら、かかとでお尻を軽くたたきます。
左右それぞれ10回ずつ繰り返しましょう。

 

・脚バタバタ運動

お尻たたき運動の体勢のまま、顔を少しだけ浮かせます。
その状態をキープしたままひざを伸ばし、ゆっくりと大きく脚をバタつかせます。
これを10回繰り返しましょう。

 

・脚上げ運動

仰向けに寝転がり、両手を体の脇に置きます。
ひざを伸ばした状態で、脚を床から30cmくらい持ち上げます。
その姿勢のまま5秒~10秒キープします。
これを3回~5回程度繰り返しましょう。

 

・つま先のぞき込み運動

仰向けに寝転がった状態のまま、両手を頭の後ろで組みます。
少しだけ体を起こし、つま先をのぞき込みます。
この際、首だけを動かすのではなく腹筋を使って体を起こすのがコツです。
5回~10回を目安に行いましょう。

 

・コの字起き上がり体操

仰向けに寝転がり、両手両足を伸ばします。
その状態のまま両手両足をゆっくりと持ち上げ、コの字状態のまま3秒キープします。
3秒経てば、フーっと息を吐きながら勢いよく両手両足を下ろし、その反動を利用して起き上がります。
これを5回程度繰り返しましょう。

 

目が覚めてから布団の中でそのまま行えるこちらの運動は、朝にぴったりな便秘解消法です。
また、起きてからすぐに体を動かすことで、目を覚ますことにもつながります。
「朝が苦手……」という方でも、こちらの運動であれば続けられるのではないでしょうか。
最後に「コの字起き上がり体操」を行うことで、スムーズに起き上がることもできるでしょう。

無理なく便秘を解消させるのに、布団の中で行える便秘解消運動はとってもおすすめです。
毎日少しだけ早起きして運動を続けることで、ぽっこりお腹を改善させられます。
便秘解消運動を毎朝続け、快腸な朝を迎えましょう。