便秘解消・予防

2017.02.07

白湯は終わったブーム? いやいや、便秘には白湯!?

芸能人やモデルの発信がきっかけで広まった白湯ダイエット。そのブームは一旦落ち着いたかのように見えますが、一過性のブームにするのは惜しい!そこで今回は、白湯の“便秘解消”効果にフォーカスし、その効力の高さを改めてご紹介します。

”白湯”、正しく作れてる? 温めるだけはNG白湯です!

まずは、白湯の正しい作り方や温度をおさらいしましょう。

・本格的に作るには、“やかんで沸騰”

正しい白湯の作り方には「やかん」が登場します。
まず、やかんを使って、お水を強火で温めます。ぐつぐつと沸騰し出したら、弱火にしてさらに10分。飲める温度になるまで冷ましたら完成!

・時間がないときは、“電子レンジで加熱”

電子レンジでお水を温める場合は、耐熱用カップを使いましょう。500wの電子レンジで1分半加熱すれば、完成。こちらも飲める温度になるまで冷ましましょう。

・正式温度は50度!?

白湯として適切な温度は、50度だといわれています。しかし、熱いものが苦手な場合は無理して飲む必要性はありません。少し熱いな、と思うくらいの温度を、すすりながらゆっくり飲みましょう。

白湯の正しいお作法

そんな温かい白湯は、硬い便を軟らかくしてくれるので、便秘解消に効果的な飲み物でもあります。既に世間に認知された飲み方として、”朝白湯”がありますが、これはとても便秘解消に効く飲み方でもあります。朝に白湯をゆっくり飲むと、空っぽだった腸が効率的に温まり、活発に働き出します。それによって、排便が促されるため、便秘解消が期待できるのです。
でも、白湯は飲みすぎたり、飲むタイミングを間違えたりすると、せっかくのダイエット効果が薄れてしまうことも。そこで、正しい白湯の飲み方をご紹介します。

・朝、200ml飲む

朝の白湯はコップ1杯(200ml)が適量といわれています。便秘を解消したい方は、ぜひ朝に飲みましょう。

・1日に800ml飲む

1日に飲む白湯の量は、トータル800mlを目途にしてください。それ以上飲むと、水分の吸収率が高くなり、むくみの原因になったり、必要な栄養素まで排出されてしまったりすることも。

・食後の1杯は飲まない

食後すぐに白湯を飲むと、胃の水分量が増えて、食べたものの消化が遅れてしまいます。その結果、消化不良で便が腸内に溜まってしまうことも。白湯を飲むなら食後30分、胃が落ち着いてからが効果的です。落ち着いた胃を白湯で温めることで、消化の手助けをしてくれます。30分の違いで、こんなに大きな差が生まれるから、ちょっぴり驚きますよね。

おすすめ、ちょこっと白湯アレンジ

「白湯の味に飽きてしまった!」そんな方におすすめの、白湯アレンジ方法をご紹介します。

・はちみつ白湯

ビタミン、ミネラルが豊富なはちみつを、白湯の中に大さじ一杯。ほんのり甘みが嬉しい♪美容効果も期待できます。

・ジンジャー白湯

血行を良くし、代謝を上げてくれる生姜が含まれたジンジャーペーストやパウダーを、白湯にひと匙。冷え性の方におすすめです。

・シナモン白湯

体温の上昇を手助けするシナモンのパウダーを、白湯にひとふり。スウィート&スパイシーな風味がおいしいですよ。

白湯での便秘解消は、すぐに効果が現れるものではありません。最初は朝の1杯から始め、毎日続けることで、少しずつ便秘解消に繋がります。効果には個人差があるようですが一度お試しくださいね。